新婚カップルの8割程度は新居として賃貸物件を選択するそうです。となれば、新婚カップルがどのような賃貸物件を選べばいいのかに興味がある方も多いはず。ここでは詳しい選び方を見ていきましょう。
まず、新婚カップルだと気になるであろう家賃から。結婚式や新しい家具など、新婚というのはやたらと出費が多いものですので、家賃はなるべく無理ない程度にしておいてください。具体的な価格は人によって異なりますが、給与全体の16から25%程度とすることが多いようです。確かに3割以下であれば、よっぽどのトラブルが無ければ何とかなるでしょう。収入が30万円だった場合、5万から7万円程度といったところです。
次に立地について。これは通勤の利便性を第一に考えるといいでしょう。ただ、都心の方だとどうしても家賃が高めになってきますので、そのあたりは収入と相談。共働きであれば、2つの職場との距離のちょうど中間くらいが最適でしょうか。将来的に奥様の方が専業主婦になる予定なら夫の勤務先を優先など。この辺りは夫婦で話し合ってみてください。
そして、最も重要と言える間取りについて。夫婦が共働きで帰宅時間にバラつきがある場合は、2部屋以上ある賃貸物件を選ぶと喧嘩をすることも少なくなるかもしれません。新婚夫婦ですから同じ部屋で寝起きするのが理想ですが、シフトの問題などで夫婦が揃わないことが多いと、パートナーの睡眠を阻害したり、逆にパートナーに睡眠を阻害されてしまう恐れがあります。睡眠不足からストレスが蓄積し、新婚からギスギスした雰囲気になるのは嫌でしょう。
そうならないためにも、2部屋以上あるか確認。妻が専業主婦であっても互いに趣味の、1人の時間を持ちたいのなら、やはり2部屋以上がおすすめです。収納は荷物が多ければ多めに。収納が不足すると部屋が散らかる可能性が高くなります。これから出産の予定がある場合はベビー用品などが増えると思うので、多いに越したことはないでしょう。物件によっては子供NGなこともあるので、出産予定のある方はこれも気にしてみてください。
また、結婚どうように出産にもある程度お金がかかります。出産後、部屋が手狭になり、また引越しとなると出費がかさんでしまいます。また、出産直後の奥様にとって引越しは相当な負担になってしまいます。そういった先も見越した物件探しをすることをおススメします。